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2023.10.06 マインドセットが必要かも?

経営企画グループT木です。

先日、人事系セミナーを受けたところ、「女性版骨太の方針2023」というものが出されているということを知りました。
政府の男女共同参画局というところが発しているようです。ご紹介します。

取り組みは主に3つ。
①女性活躍と経済成長の好循環の実現に向けた取り組みの促進
・プライム市場上場企業を対象に2025年を目途に女性役員1名以上、2030年までに女性役員比率30%
(併せて研修充実、リスキリング、女性登用パイプライン構築支援)
・女性起業家の育成、支援
②女性の所得向上・経済的自立に向けた取り組みの強化
・柔軟な働き方の推進
・女性デジタル人材の育成などリスキリングの推進
・地域ニーズに応じた取り組みの推進
→ これによっていわゆる「L字カーブ(女性の正規雇用比率が30代以降低下)」の構造的な課題の解消を目指す。
③女性が尊厳と誇りを持って行きられる社会の実現
・配偶者等からの暴力への対策強化など困難な問題を抱える女性への支援など
と、いうようなものです。

最近は大企業で女性役員が初の就任などの記事をよく目にするようになりました。
その背景として、この骨太の方針が全てではないと思いますが、日本の女性役員比率が低いというのは以前より取り沙汰されていることであり、社会構造的に生じている格差を是正しようということであると思います。

この話題を議論する際に「女性を優先して引き上げるのは疑問」「男女分け隔てなく優秀な人材を評価した方がいいのではないか」というような話が出てくると思います。クオータ制が日本で大々的に導入されないのもこのようなことが原因ではないかと思われますが、正直どちらが正解なのかということは判断が難しいでしょう。何が言いたいのかわからなくなってきましたが、この話題をするときに「平等」「中立」という観点が必要になると思うんですが、それぞれ違う判断基準を持っているのではないかなと思う時があります。
「中立」としたときに線の真ん中が中立だと思う方もいれば、少数派と多数派の中間である少数側の方が中立であるとする方もいるでしょう。社会的には後者の方が望ましい考えであるように思いますが、全員の考えとイコールではないでしょう。
その原因は何なのでしょうか?
ど真ん中の正解ではないかもしれませんが、おそらく「アンコンシャスバイアス」というものが原因なのかなと思います。
なかなかにやっかいな「無意識の偏見」というやつですが、そういったバイアスがあるということを理解することが必要なのではないでしょうか?

(過去のブログで「アンコンシャスバイアス」についての記事がありましたので、こちらも是非ご覧ください。)
https://www.kond.co.jp/news/news-11868/

そんなわけで、「女性」の働き方や役割自体が転換点にあるのは間違いがないでしょう。
多くの場合において一般的には会社がこれまではキャリアの道筋を示してくれていましたが、自分からどのような道を選ぶのか、どのようなスキルを身につけるのかということを考える必要があるタイミングなのかもしれません。

当社では社員向けにSchooを自主学習の一環として立候補制で導入しています。必要な知識や欲しいと思った情報が選び取れる手法としてはとても有用であり、私もよく利用しています。雇用形態もジョブ型やジョブ型の先のスキル型?ロール型なんてものも出てきているようで、自分の能力の棚卸は必須になりそうですね。
私は気の小さい人間なので、できる限りいろいろと情報収集して備えて行きたいところです。

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