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ブログ・お知らせ

2024.01.26 インターンシップって色々な種類があるんです

学卒者の就職活動においていまやトレンドを通り越して、当然のものとなっている「インターンシップ」についてご紹介します。
令和5年からインターンシップの推進に当たっての基本的考え方、いわゆる「三省合意」による改正があり、「インターンシップ」の取り扱いが変わりました。ちなみに三省とは文部科学省、厚生労働省、経済産業省によるものです。
2025年卒者以降で大きく変わるこの仕組みですが、これまではインターンシップで得られた学生情報が採用広報活動には利用できないことになっていましたが、新たに定義が変わり一定の基準を満たす内容のインターンシップについては学生情報を採用活動開始後に活用できるようになりました。
背景には、「インターンシップ」として様々なプログラムが実施され学生にとっても混乱を生じさせていたこともあり、「就業体験を伴う質の高いインターンシップ」の普及のため、このような見直しとなりました。
その結果、4つのタイプに就業支援活動が分類されることとなりました。

(ハッピーも気になってるみたい)

◆「インターンシップ」とは称さない / 就業体験は必須ではなく、「会社・業界の情報提供等」や「教育」が目的

タイプ1 オープンカンパニー

単日開催など短期なものが多く、オンラインでの開催も多い。職業体験を伴わない。
業界研究やどんな職種があるのか、どんなビジネスモデルなのか、などの情報を仕入れる場として学生の皆さんが活用できるものです。
オープンキャンパスならぬ、企業見学できるまさに「オープンカンパニー」というのが由来なんですかね?たぶんそういうことですね。
当社でも、オープンカンパニーを不定期に開催予定ですので、ご興味のある学生の皆さんはお気軽にご参加くださいませ。

タイプ2 キャリア教育

大学の授業や、企業による教育プログラム。大学の正課授業として導入されています。
就業体験は任意のようで、フィールドワークをしてみたりすることもあるようです。

 

◆「インターンシップ」と称して実施 / 就業体験が必須で、「自身の能力の見極め」や「評価材料の習得」が目的

タイプ3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ

職場での実務体験で、参加機関の半分を超える日数の就業体験が必要です。テレワークも良いそうです。
職場の社員が指導し、フィードバックをすることが必要です。
5日以上で、長期休暇期間中の実施。専門活用型は2週間以上の長期。

タイプ4 高度専門型インターンシップ

大学院の修士・博士課程を対象とした就業体験です。
ジョブ型研究など、理系、博士課程の方が対象で、主に有給で行われているようです。

基本的にどのタイプも採用活動ではないので、改めて参加後には選考のためのエントリーが必要になります。
※詳細は厚生労働省のHPなどをご確認ください。説明不足等ありましたら失礼します。

(私はわりと就職氷河期でした)

私の学生時代にはインターンシップに参加している方はほとんどいませんでした。
今にして思えば、そういった機会があった方が「あの会社気になるけど、どんな仕事するんだろう?」「どんな雰囲気なのかな?」というような当時、就活をしていた時に、感じた疑問が解決されたかもしれません。それに、どの会社や業界を志望しようかと考えた時にとても助かったことだろうなと思います。
学生の皆さんには悔いの残らない就職活動をしてもらいたいですし、やはりなんといっても「最初の会社」というのは自分の今後の人生でも「基準」になります。様々な「インターンシップ」や、会社説明などに参加してみてください。
また、函館市近辺の学生の皆さんにおいては、1/30に函館市合同企業説明会に参加しますので、近藤商会が「気になるかも?」と思った方は、ぜひご来場いただけますと嬉しいです。お待ちしてます!経営企画グループT木でした。