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2024.05.13 フリーアドレスはミニマリストになれるかも

現在リノベーション工事中の近藤商会ですが、先日、当方の家庭にて「うちの会社全面フリーアドレスになるんだよー」と言ってみたところ、「なに?メールの話?」と返ってきました。
…なるほど。意外と伝わらないということか。
というわけで、あーでもないこーでもないと、「フリーアドレス」がメールじゃないことを説明しました…。

そんなわけで、意外と知らないのかもしれない「フリーアドレス」とオフィスレイアウトについて調べてみようという試みです。

(フリーアドレスを見学するハッピー)

ちなみにリノベーション中の近藤商会では、今現在はまだ「フリーアドレス」エリアと、固定席となっている島型対向式レイアウトのエリアがあります。(SOROは今回省略します)それぞれのレイアウトの特徴を紹介します。

・「島型対向式レイアウト」とは?

「対抗島型(たいこうとうがた)」とも言うようです。
部などの組織を単位として、机を向かい合わせに連結し、「島」を作るレイアウトの方法です。部ごとでコミュニケーションを取りやすいというメリットがある反面、集中した仕事はしにくいといった弱点があります。
パソコンのモニターを見ながら仕事をするのが常識である昨今では、視覚情報がいろいろと入ってくるため、作業の妨げになることがあり、会社によってはパーテーションで区切っているところもあるのではないでしょうか?

私見では、チームやグループなど複数人で仕事を常にするというのであれば島型対向型はメリットが大きいのではないかなと思います。確認したいことはすぐに周りに聞けますし、また新人が居る部署だとこのスタイルでOJT教育や、複数人でカバーし合えるのはメリットとして大きいのではないでしょうか。
フリーアドレスだと同じことができないのか?というとそうでもなく、状況によってフリーアドレスでもチーム単位で集まって仕事をすることができれば「場所を変える」という気分転換にもなるので、フリーアドレスにすることによってまた別のメリットが発見されるかもしれませんね。

 

・私が体験したことのある変形島型レイアウト(絵が描ければよかったんですけど、書けないため想像してください)

フリーアドレスの説明に行く前に、私が体験したことのある変形型レイアウトの紹介です。(当社ではありません)
組織によってレイアウトを変更するのはだいたい常識なのかなと思っていますが、その中でも記憶に残っているレイアウトを紹介します。

「島半分レイアウト」
人数とスペースの関係で、3名の部署だったのですが、島型対向型のリーダー席があり、課員の席がワンサイドだけ残るというようなスタイルでした。
動線にやや問題があり、席を立つときに人の後ろを通るのに声をかけなければならないなど、レイアウトというより、何か別の問題がある感じでした。正面に人がおらず、観葉植物か何かがジャングル状態だったので癒しと動線への苛立ちで半々ぐらいだったような記憶があります。

「中央ジャングルレイアウト」
島型対向式なんですが、中央にテーブルを入れて、その上に大量の観葉植物を置くというスタイルです。
言葉だけで書くと、とても良いレイアウトのような気もしてきました。
正面の目線に入るのは観葉植物とその隙間から人が結構見えているというような感じで、たまに葉っぱによって目線の邪魔になることがあり、首を振ったりなんかをしていた記憶があります。島型対向式だとコミュニケーションを取りやすいという話でしたが、このジャングル型だと、観葉植物の育ち方によっては席で打合せができないという弱点がありました。

「離れ小島レイアウト」
アイランド型の方が言い方はかっこいいかもしれません。
役職者と部の島を分断したスタイルです。部の島と、事業部長の席というようなイメージです。わりとよくあるレイアウトかもしれません。
事業部長席が特に間仕切られたブースの中に居るというわけではなかったため、事業部長の状況がよく見えるため、話しかけやすいというメリットがありました。とはいえ部の島との距離がややあるため、それほどプレッシャーも感じられないという感じで、割と良いレイアウトだった記憶があります。

 

・そして、「フリーアドレス」は?

いわゆる「フリーアドレス」とは社員が固定席を持たずに自由に席を選べるというスタイルです。(バーチャルツアーのフリーアドレスをご参照願います)
一番の違いは、「モノ」を多く持てないということではないかなと思います。

島型などレイアウトはともかくとして共通しているのは固定席だと大体の机にある引き出し付きキャビネットの中に書類や文房具、はたまた私物などをある程度の量を持つことができました。必要なモノが近くに手を伸ばせばすぐにそばにある、という快適性が保てていいのではないかなとも思います。ただ、モノは必要な物も必要じゃない物もなんとなく増えていきます。紙もそうですね。

私見ですが、フリーアドレスというかグループアドレスと固定席を行き来してみたのですが(固定席→グループアドレス→固定席(現在))、現在固定席に座りながら思いますが、モノを引き出しに入れられるというのは「結構楽だな」というのが正直な感想です。

また、いろいろと調べる中で2行ほど上に書いた「グループアドレス」というスタイルがあり、こちらはある程度グループ別に、Aグループはこのへん、Bグループはあのへん…というようにグループ毎にエリアを決めてその中でフリーアドレスとして場所を自由に座るという方法のようです。
フリーアドレスをすぐに実施することに抵抗がある会社はこちらで段階的に進めた方がいいかもしれませんね!

個人的には多少のモノを保持できて、フリーアドレスとしてどこでも移動できるのがいいなと思うところではありますが、それはわがままというものなので、まずはモノと紙を減らしてフリーアドレスに備えたいところです。残り数カ月、断捨離とペーパーレス化を頑張ります!

経営企画グループT木でした。リノベーション中の近藤商会の取り組みがわかるオフィスツアーはこちらから!