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2021.05.25 IE11サポート終了です。

ICTセンター中村(還暦)です。

 

InternetExplorer11(IE11)のサポートが2022年6月15日終了することがMicrosoftから発表されました。

説明するまでもなく、インターネットを利用するために「Webブラウザ(閲覧)」というソフトが必要で、その代表格がインターネットエクスプローラ(IE)でした。

 

そこで、古いことを調べてみました。

創世期には「モザイク」、その後は「ネットスケープナビゲータ」が幅を利かせていましたが、Windows95リリースに合わせて、IEがWin95のオプションとして登場し、その後Windows98でIE4が統合されることで、標準ブラウザの座を勝ち取ります。

 

その後は、Googleが「Chrome」を、Appleも「Safari」を提供し、IEの寡占状態は崩れていきます(2020年12月ではChromeが65%のシェア)。

 

その過程で、ブラウザソフトも単なるホームページ閲覧ソフトから、様々なプログラムが動作するプラットフームに役割が変わりました。

メールや地図検索、音楽・動画の配信視聴、ショッピング、リアルタイムゲーム。今ではコロナワクチン接種予約、その他諸々ブラウザ上でWin・Mac・iOS・Androidの区別なく、老若男女問わず利用している時代です。

 

ビジネスの世界でも同様で、オンプレミス(自社運用・自社設置)と呼ばれる仕組みからクラウドへ急速に移行。

当社で利用しているシステムも、大多数がブラウザ上で動作しています。

 

業務系の「OBCクラウドサービス」、ストレージサービスの「DirectCloud-BOX」、グループウェア「NIコラボ360」、電子請求書の「インフォマート」、情報セキュリティシステム「ISMCloudOne」、インサイドツールの「bellFace」もクラウドサービスです。

当然当社の主柱「アスクル」も受注業務だけでなくバックオフィス業務もブラウザ上で処理されています。

それだけに、ブラウザソフトの利用に関してはもっと意識すべきです。

Chromeにシェアトップの座を奪われ、進化を止めたとはいえ、IEは多くシステムで未だに指定ブラウザ、推奨動作環境とされています。

まだ時間はあるものの、セキュリティに問題を抱えたIEはサポート終了期日を迎えても利用されるかもしれません。

 

その後継が「Microsoft Edge」です。

 

評判の悪かった以前の「Edge」から新しくなりました。

シェアトップのChromeに立ち向かうべく、「既定のブラウザ」の座を得ようとしています。

「IEモード」という互換性を携えて、多機能で、安全、ビジネスに最適という触れ込みです。

インターネットの利用を支えてきた功労者のIEですが、後継者「Microsoft Edge」のネットでの評判を調べてみると賛否両論あるようですが、何といってもインターネット利用基盤を支えるMicrosoftのブラウザです。

他のブラウザソフトと競いながら一層、安全・安心にクラウドを利用できる環境を支えてほしいと期待します。

 

皆さんは、自分が利用しているブラウザソフトが何だか知っていますか?

意識していない方は、一度確認したほうがいいですよ。

ご相談は、中村まで。