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ブログ・お知らせ

2023.04.04 OJTとは?

経営企画グループT木です。
4月となり、各社でも入社式や研修などが実施されていますね。
当社も新人たちが入社してきました。(詳細はこちら!)

研修などでよく聞く用語に「OJT」というものがあります。
反対の意味の「Off-JT」なんてものもありますね。
そんな「OJT」について深堀していきたいと思います。

「OJT」の正式名称は「On-The-Job Training」です。
意味は、上司や先輩が部下や後輩に対して、業務に必要な知識やスキルを実践しながら教える、というものです。
一文で表すと簡単なように感じますが、人に何かを教えるということはとても難しいことであると思います。

成長において活かされるのは「経験70%、フィードバック20%、研修10%」と言われています。(昨年の12月のブログより
OJTでもそれが適応されますので、「経験」が詰めることは当たり前として、それに対して「フィードバック」や、実務から少し離れて「研修」型のレクチャーなどを実施することで、
その効果がどんどんと上がっていくのではないでしょうか。
目先の作業をレクチャーするのがOJTの目的ではありません。

OJTと検索すると絶対出てくる言葉として、日本海軍の名将 山本五十六氏の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という名言があります。
私もなぜか、OJTといえば山本五十六氏のこれが自動再生されます。

(これは漁船です)

現代語訳すると「まずは実際に自分でやって見せて、説明して理解させる、その後に実践させてみてください。そしてそれに対するフィードバックを行わなければ、人はなかなか動かないだろう。」
というような感じでしょうか?まだ続きがありますが、今回はこの有名なフレーズまでとしたいと思います。
ひとつづつ見ていきましょう。

①やってみせ
口で説明するだけだとなかなかイメージがつかめないことがありますよね?
教える側は忙しかったとしても、実際に率先して自分でやっている姿を見せることが重要です。

②言って聞かせて
やってみせたことの意味や目的などを理解できるまで説明することが必要です。
実際にやって見せた後であればイメージもつかめやすくなっているため、説明することはそれほど困難なものではないはずです。
重要なのは「理解」しているかどうかを確認することではないでしょうか。

③させてみて
ここまでの工程でできるような気もしてきますが、実際にやってみるとできなかったりしますよね?そんな経験ありませんか?
そのため、理解を深めるためにも実際にさせてみる、やってみることが重要です。そこからまた学びに繋がります。

④ほめてやらねば
過度にほめる必要はありませんが、頑張りやできたことを認めることは重要です。
肯定されるとモチベーションや、やる気につながりますよね?
フィードバックは一長一短では習得できないものですが、どのように考えるか、捉えているのかを考えることは重要だと思います。
承認欲求というものが誰しもあるのではないでしょうか。最適なフィードバックを心掛けたいものです。

⑤人は動かじ
以上のステップを経てようやく信頼関係が築けるのではないでしょうか。
意図や意味を理解することで、「自立」して「自発的」に取り組むことができるのではないかと考えます。

というように、前述したとおりOJTの目的は目先の作業のレクチャーではないので、様々な業務の意味や目的を理解し、自立・自発的に動くことのできるよう導くことが必要です。
しかしながら、理想通りには双方なかなかうまくいかないものです。性格や考えも違う人間同士、折り合いをみつけていきたいものですね。

 

今回はなかなかまじめな内容だったのではないでしょうか!
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