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BOSSブログ

2022.12.13 【五代目】

AM曇り☁️、今日は暖かそう

 

先週の話

札幌から宇佐美さんが会いに来てくれた。彼は内田洋行出身で私の5年先輩にあたる。北大卒のエリートで、30年前に函館駐在も担当した人だ。竹谷副社長や古参の社員とは旧知の仲で懐かしい存在であろう。

現在は、札幌の近藤商会の五代目

①近藤復三郎→②森嶋茂夫→③壽崎久夫→④石川欽一→⑤宇佐美徹

函館の近藤商会は

①近藤復三郎→②池見厚→③池見厚一→④相川正夫→⑤相川良夫

創業者は同一人物である。私の祖父「池見厚」の義兄にあたる。現在、近藤復三郎の血縁者は両社において私だけだ。何度かお目に掛かっているが幼少期だったのであまり覚えていない…。近藤復三郎が亡くなったのは37年前の2月15日。入社した翌年の私の誕生日である。そして宇佐美さんの奥様の誕生日が2月15日。何か不思議な因縁を感じる。私も宇佐美さんも内田洋行時代は、近藤商会を経営するとは全く考えていなかったと思う。近藤復三郎に引き寄せられたのだろうか…?等と考えたりもした。

BS12「賢者の選択」で創業の経緯について簡単に申し上げた。近藤商会は大正13年に札幌で創業。石版や粘土版の販売からスタートし、自社ブランド「スノー」印の謄写版の取り扱いで時流に乗り、一気に販路を拡大した。函館・樺太・帯広・小樽・釧路・仙台に営業所、東京には仕入れ部門を設置した。函館営業所は昭和9年に開設。所長は星野幸太郎。終戦を迎え、復三郎は已む無く札幌を除く全ての営業所を閉める決断をした。が、函館だけは残したいと思ったのだろう。そこで親しい関係の弟と甥に任せたい旨を伝えた。池見親子は、全くの異業種から転換なのでノウハウが無い。そこで、短い期間だが、初代社長は近藤復三郎となったようだ。それが現在の当社の姿に繋がっている。戦後の復興時、全員が生き残るため必死に頑張っていたのだろう!と遠く知らない時代へ思いを馳せてみた。

久しぶりに宇佐美さんと歓談をした。近藤商会や内田洋行の話を。とても懐かしく大笑いし、楽しい時間だった。

今年で66歳とのことだが、仕事にゴルフ⛳️に、まだまだ元気にご活躍のご様子。2024年、札幌近藤商会が100周年を迎え、両社共にますます発展しますよう祈り上げます。

※名称につき、敬称略にてお許しください