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BOSSブログ

2023.11.19 【前職⑤ SE時代 -前期】

陽気な日曜日🌤

 

苦痛のプログラム研修がなんとか終わった。

やっとDKシステム課に正式配属になった。

いよいよ現場に出ることになった訳だが、まずは電話当番📞と先輩SEのお手伝いがほとんどだ。まだ、あまり忙しくないなぁという感じで、17:30を過ぎると私はよく隣りの営業課の先輩達から麻雀🀄️に誘われた。

そのうちに「優秀な同期」にはドンドン仕事が入る。が、「デキの悪い」私には、あまり責任ある仕事が回ってこない。何となく複雑な気持ちだった。ホッとするような、悔しいような…。

急に、先輩Tさんが退職した。彼の顧客を数件、担当SEとして私が引き継ぎ、急に忙しくなった。SEの数も足りない時期でもあり、たとえ半人前でもドンドン担当させられた。

業種は大手の建設道路業。どんな業界なのかもサッパリ解らず。主な担当業務は「合材販売管理システム」。まず、大型のトラックスケールという秤をRS232Cケーブルでコンピュータと繋ぐ。そしてコンクリート合剤を乗せたトラックから空の状態を差し引いて重量計算し、販売データを算出する…。都心郊外の大和・三多摩地区・柏などによく出かけた。

1985年頃の工場現場🏭なので、お客さんもコンピュータの扱い方が荒っぽい。端末に付属するFPDデバイスはなんと8インチ❗️とても大きい。デバイスから抜き出すと媒体の上には砂利がゴロゴロ…なんてこともあったなぁ😅

仕事の要領は悪いし、ミスは多いし…品質が悪すぎ。システムサポートにもスタンダードな手順がある。❶現状確認と分析❷問題点抽出と合意❸問題解決策の提案❹基本設計❺詳細設計❻プログラム開発❼テストラン❽並行稼働❾本稼働…各フェーズの中で特に重要なのは、❶〜❹の工程だと考える。後々にココが狂っているのが判明すると、全てがやり直しになってしまう可能性が大きいからだ。最も時間をかけて、双方からの議論を主体的にまとめ上げていくので、当時の私にはかなり荷が重かった。始めのウチは良いのだが、結論が出せないまま煮詰まってくると、段々と面倒になり、つい手を抜いて逃げようとする。バカにされると思い、周りに相談もできない。もうすぐ25歳になるのになんと情けない。

焦りながら、腐りながらでも、システムエンジニアになろうとしていた頃。

そんな矢先、函館から訃報が入る。

創業者「近藤復三郎」逝去

2月15日、奇しくも私25歳の誕生日だった。