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BOSSブログ

2024.04.02 【営業スタイルの変革①】

晴れているけど風が強くて意外に寒い火曜日☀️🌬

 

(前回より続く)

https://www.kond.co.jp/presidentblog/presidentblog-20248/

 

北海道はビジネスに関して閉鎖的だとよく言われる。ヨソ者にはあまり門戸を開かない。仲間内で固まろうとする。函館は特にその傾向があるように私は感じた。

’93年当時の人口は約30万人、管内の会社数は約5000社。年商は約39億。社員数約130人。営業地域は、渡島・檜山・胆振地方が対象。市場は、官需・学需・民需。商品は、事務機器&事務用品・教育機器&教材・測量機器・コンピュータ・サービス&サポート。

人口が徐々に減りつつある。しかし皆、あまり話題にしない。「気づいているがあえて触れないのか?先の事だからと後回しにするのか? いずれ市場がシュリンクしていくのは確実なのに…」と私は考えていた。

基本営業スタイルは、どの部門も典型的な御用聞き型。地域密着を重視し、地縁人縁を最大限活用して、圧倒的多数を揃えた数の論理で他社を圧倒する政策。決してそれ自体が悪い事だと思わない。むしろ、人との繋がりを大事にする考え方自体はとても素晴らしいと思う。

しかし、顧客の要望を盲目的に全て満たしてあげようとすると、いずれ破綻する。また、先輩後輩や親兄弟ならびに親戚…知人間でビジネスをすると、どうしても値引きをしたくなる。それは確実に儲からない。顧客も色々で、できるだけ安い価格で買いたい、と駆け引きする会社が、長いお付き合いになるとは思えない。

営業マンとしては「欲しいモノを何でも言ってください。近藤商会は必ず安く揃えますよ!」というのが、創業以来の基本的なスタイルだったように思う。そのため、倉庫はモノで溢れかえる・仕入先はドンドン増える・内務要員も増える・サービス要員も増える…仕事量・人件費・あらゆる経費が無限に増えていく。そうすると経営陣は仕組みを変えずに「非営業メンバーは、ご苦労だが少ない人数で何とか工夫してやりなさい!」と命令する。そうなると、数字に仕事量が追いつかず疲れが溜まって、ミス・誤魔化し・事故…に繋がり、結局顧客サービスに悪影響が出てしまう。売上を上げても儲からない、という悪循環に陥いる。私は、そのように見通した。

「オマエは考えすぎだ」とか「極端な言い方するな」と言われたが、「絶対に過去の成功体験から脱却をしよう!」と決めた。私を批判する人たちはやがて引退するから良いが、私はまだ30年はこの会社にいるのだ。年収も上がらない会社なんて私には何の意味も無い。私はカネが欲しかった。「せっかく生きているのだから、好きな事を目一杯やって死にたいものだ」それには、どうしてもカネが必要だ。会社がずっと先も儲かるようにならないと!

しかし、自分達だけ儲かれば良いという考え方は間違いである。それでは、いずれ周りや取引先から不信を買うことになる。結局、長続きしないのだ。自分も近藤商会も取引先もハッピーになるような策を企てなければ。

口で言うのと実践するのとでは、大きな違いがある。さてと、何から手をつけようか?

「大局着眼・小局着手」

 

(次回へ続く)

 

 

※オマケ

今日は、月命日

帰り道、ポッキー🐶❣️また会えたねー♬😃