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BOSSブログ

2024.04.03 【営業スタイルの変革② アスクルへ】

晴天の水曜日☀️

 

(前回より続く)

https://www.kond.co.jp/presidentblog/presidentblog-20380/

 

まずは、数字を確認した。決算書から経営分析を行った。特に生産性に目を付けた。損益分岐点操業度に大きな問題がある。標準値よりかなり高い。

「目標値を◯◯%に定めよう!」これに向けた策、それは「御用聞き→ソリューション」への転換である。

「日売りベース」という低単価の事務用品類を合理化する。例えば、K社のファイル。この仕入先だけでも5社以上もある。営業は自由に仕入先から見積もりを取り、1番安い先を選ぶ。コレを集約した。いきなり一本化すると、混乱を引き起こす恐れがある。1社ずつ削減しながら、最終的にN社1本に集約した。2年ほどかかった。長年のお付き合いなのに突然取引の無くなった会社には、謝意を申し上げる。コレで第一段階の目的が達成された。

第2段階では、近藤商会独自のオフィスカタログを創る。仕入先N社がメーカーK社と提携しO物流会社を立ち上げ、そこで近藤商会だけの物流を展開する。営業のやり方次第で、北海道全体に拡大できる。専任の社員がいるので、なかなか倉庫は廃止できない。当面は自社配送である。「あと1歩なのに…あと1歩であのアスクルに負けない展開が可能なのに」と忸怩たる思いだった。アスクルは急成長していて、我々の巨大なライバルである。その頃の私は、道南エリアだけでなく、密かに北海道の需要制覇!を狙っていた。

「早く社長になりたい!」と初めて思った。社長になれば自分のやりたい事がヤレるんだ!」と純粋に燃えていたのである。

念願叶い、2006年、社長に就任した。その直後、O物流から唐突な連絡があり「現在のサービス提供を続けられない」と。怒り浸透だ💢。こんな時こそ冷静に‼︎  熟考した結果、「アスクルをやろう❗️」近藤商会にとって最大のライバルの懐に飛び込んだわけである。この辺は「賢者の選択」でも述べている。

ここに、アスクル改革がスタートしたわけである。しかし、覚悟はしていたが、想像以上にシンドかった。

(次回へ続く)

 

※オマケ

ドッグランで仲良く遊ぶポキミル🐶🐩♬😁